子どもたちを犯罪被害からまもりましょう

  誘拐や虐待など、子どもが犯罪の被害に遭うケースは後を絶ちません。また薬物乱用や出会い系サイト・
 インターネットトラブルにより、子どもたちが自ら犯罪に染まってしまうケースもあります。
  現代の子どもたちを取り巻く環境は悪化するばかりです。子どもたちの安全のために、被害者や加害者と
 ならないように大人たちが守るとともに、子どもたち自身にも危険察知能力を身につけさせましょう。

  誘拐や連れ去りから子どもたちをまもる!
  ◎「地域で守ろう子どもの安全」をモットーに地域ぐるみの見守り活動に参加しましょう。
  ◎登下校時の見守り運動のほか、夜間のパトロールにも取り組みましょう。
  ◎家庭・学校・PTA・警察等の関係機関と協力しましょう。
  ◎公園等の照明設備が整っていて明るく見通しがよいか、落書きやゴミ捨てのマナーが守られているかなど、
   地域の環境整備を整えましょう。
  ◎ご近所づきあいを積極的にし、自分の子どもだけでなく、よその子にも気を配り、目を配りましょう。
  ◎不審者や不審車両を目撃した時は警察に通報しましょう。

  

  子どもたちに教えましょう!

いかのおすし まもるくんの家


   みんなでおぼえよう

いか
・・・知らないひとにはついていかない
・・・・・知らない人の車にらない
・・・・・お声で叫ぶ
・・・・・おとなのいるところへぐ逃げる
・・・・・どんな人が何をしたからせる
「知らない人から声をかけられた」
「車に連れ込まれそうになった」
「手をひっぱられてこわかった」
など、危ないと思ったときは「まもるくんの
家」のステッカーがついている家やお店に
逃げ込んで、どんなことがあったか話しま
しょう。すぐにお母さんやお父さん、先生や
警察に連絡してくれます。

  ◎登下校は集団でさせましょう。
  ◎遊びに行くときは、「誰と・どこへ・何時に帰る」かを伝えるよう約束させましょう。
  ◎人目につきにくい駐車場や階段の踊り場などでは遊ばせないようにしましょう。
  ◎知らない人はもちろん、知っている人でも親の許可なくついていかないように教えましょう。
  ◎怖い思いをしたり、イヤなことがあっても伝えることができるよう、普段からコミュニケーションをとりましょう。

見守り活動に参加しましょう!!
 「児童生徒をまもり育てる日」・・・公立小学校入学式の日・7/5・11/5
  「松山市子ども安全パトロールの日」・・・小学校2学期終業式の日

  
 みなさんの大切な子どもたちを交通事故や犯罪被害から守るためにも、地域で協力して見守り活動を行いましょう。
  
   

     
子どもに教えたいインターネットのルール

  インターネットはいまや子どもたちにとっても欠かせない情報源です。しかしインターネットでは無制限に情報
  を引き出せたり、不特定多数とのコミュニケーションが可能なことから様々なトラブルに巻き込まれる可能性
  も増えます。子どもたちが事件に巻き込まれない為にも、家庭内でのインターネットの利用ルールや携帯電話
  の利用ルールを決めておきましょう。
     
     @電子掲示板を利用する場合、「特定の人物の個人情報などは決して書き込まない」「相手の気持ちを
       考えて書き込むこと」
       ⇒人のプライドを傷つけるようなことをおおやけにすると『名誉毀損罪』⇒3年以下の懲役もしくは禁錮
                                                    または50万以下の罰金
       ⇒単なる悪口でもネットの掲示板に書き込むと『侮辱罪』の場合も⇒拘留または科料

     A身に覚えのないサイト利用料の請求には応じないように。また、知らないアドレスからのメールには
      返信しないように。

     Bポルノや暴力的な画像などのいわゆる有害情報に子どもが触れないようにする。
      ⇒携帯電話にもパソコンにもフィルタリングをして、必要なサイトと不必要なサイトをふるいにかける。

     C携帯電話やパソコンの利用限度額をきめ、使いすぎを防止。


 

  出会い系サイト・・
   出会い系サイトによる犯罪被害者の84.2%が18歳未満の少年で、そのほとんどが女子中高生です。
   出会い系サイトは男女交際や売春などを求める情報を一方的に送信してきます。事件は出会い系サイト
   で知り合った女性が殺害されたり、呼び出されて風俗営業店に引き渡されたりするという凶悪な犯罪ばかり
   です。
     《出会い系サイト規制法》
      ・・・18歳未満の出会い系サイトの利用は禁止
      ・・・出会い系サイトの掲示板に書き込みをして、性交の相手やお金目的の交際を求めることも禁止
         たとえいたずらでも、児童(18歳未満の者)も処罰の対象となります。⇒100万円以下の罰金
                      


   児童虐待防止


近所にこんな子はいませんか?

身体的虐待のおそれ・・・ 心理的虐待のおそれ・・・
・顔や腕・あしに傷やあざ、やけど等のあとがある。
・子どものひどい泣き声や保護者の怒鳴り声がよく
 聞こえる。
・表情が乏しく、いつもオドオドしている。
・威圧的・攻撃的で乱暴な言葉使いや、弱いも
 のいじめや暴力をふるう。
・小動物をいじめる。
ネグレクトのおそれ・・ 性的虐待のおそれ・・・
・季節外れの格好をしていたり、衣類や体がいつも
 よごれている。
・体重や身長などからだの発育不全が見られる。
・学齢なのに学校に行く姿をあまり見ない。
・年齢不相応な性的関心や興味を持っている。
・女児が男性保護者をおそれ、視線をあわせな
 い。
・衣類を着替えるときに異常なほど不安がる。

  気になる子や「児童虐待かも・・・?」と思ったら確信がなくても児童相談所や福祉事務所に通告しましょう。
                                                  通告者の秘密は守られます。


  子どもの水の事故防止

夏が近づくにつれ、海水浴・プールなど水に親しむ機会が増えてきます。
水遊びは楽しいだけではなく、一瞬の油断で大事件につながることになりかねません。
大切な命を犠牲にしない為に充分注意しましょう。

保護者のみなさんへ・・・
   ◎子どもに危険な場所を教え、子どもたちだけでは行かせないようにしましょう。
   ◎一緒にいても油断せず、子どもから目を離さないようにしましょう。
   ◎必ず行き先・帰宅時間・同行者等を確認しておきましょう。
   ◎河川は急に水かさが増したり、流れがはやくなったりしますので普段から水の怖さを聞かせておきま
    しょう。

地域のみなさんへ・・・
   ◎危険な場所で遊んでいる子どもを見かけたら声をかけてあげましょう。
   ◎地域ぐるみで危険箇所(河川・用水路やため池)を点検し、危険防止措置を図るよう管理者等に申し
    入れましょう。